[メイン4] 犬山あおい :  

[メイン4] 犬山あおい :  

[メイン4] 犬山あおい : 「~♪」鼻歌を歌いながら入浴の準備をしている。

[メイン4] 犬山あおい : 「ほら、ひとりちゃんも脱いで脱いで」

[メイン4] 後藤ひとり : 「あっあっあっ…お気遣いなく…」
びくびくして端っこに縮こまっている

[メイン4] 犬山あおい : 「つれないなぁ…一緒に入るんやろ?」

[メイン4] 後藤ひとり : 「あっそうですけど、人に体見せるのってなんか…はずかしくありませんか…?」
ちらちらとあおいの下着は見つつ

[メイン4] 犬山あおい : 「慣れよ慣れ」
「それに誰かと一緒に入るのって楽しいんよ」とさらに脱いでいく。

[メイン4] 後藤ひとり : 「そ、そですかね…」
せっかく言ってくれてるのにそのままというのも気まずく、体を隠すようにながら脱いでいく

[メイン4] 後藤ひとり : (で…でっか…)

[メイン4] 犬山あおい : 「その意気やで~」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「ひぃ…応援されていると余計に恥ずかしい…」
意識を葵の胸に集中させながら、何とか全部脱ぎ終える

[メイン4] 犬山あおい : 「お~ひとりちゃんの身体ええなぁ…」

[メイン4] 犬山あおい : 「すべすべしてそうで綺麗やな…♡」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「えへへ…いやあ、あおいさんほどじゃないですよ~」
謙遜しつつもでれでれと喜ぶ

[メイン4] 犬山あおい : 「ありがとな~」と少し照れながら返す。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「へへっ…へ…」
鼻の下を伸ばしながらずっとその胸を眺めて

[メイン4] 犬山あおい : 「さっきからや~らし~視線感じるなぁ…まさかひとりちゃん、私のこと好きなん?」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「あっあっすいません!あまりにご立派なものをお持ちだったもので!」
ぶんぶんと手を振ってあわてて視線を顔に戻す

[メイン4] 犬山あおい : 「ええよ…エッチな目で見ても…♡」と耳元に囁きかける。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「ふ”あ”あ”…」
急に耳に来る刺激にびくんびくんと悶える

[メイン4] 犬山あおい : 「初恋の人ってさっきヴェール先生が言ってたやん?」

[メイン4] 犬山あおい : 「私は…初恋はひとりちゃん…ってのはうそやけどひとりちゃんのこと、女の子として好きやで…♡」耳に息が当たるように囁く。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「えへええええ!?」
わ、私の時代がいつの間にか来ていた!?

[メイン4] 犬山あおい : 「ギターやってるひとりちゃん…、かっこよかったんよ。ある女の子に告白して轟沈してな…」

[メイン4] 犬山あおい : 「そんな時にひとりちゃんのギター聞いてな、悲しいことが晴れたんよ…」
「それと同時にこんな子が近くにいたら勇気が何時でも湧いてきそうやって思ったんよ♡」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「あっ…そんな、私のギターがそういう助けになれたならうれしいです…」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「じ、実はその、始めた理由もそんな大したものじゃなくて…」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「ギターができれば、陰キャでも人気者になれるってテレビで言ってたから始めただけなんですけど…」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「へ、へへっ、ほんとにギターヒーローしちゃいましたね…」

[メイン4] 犬山あおい : 「ひとりちゃんは私にとってのヒーローなんよ♡」
「だから…その胸張ってええんよ♡」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「あ、ありがとうございます…えへへ、やっぱり生で反応をもらえると…なんっていうか、いいですね」

[メイン4] 犬山あおい : 「1つ聞きたいんやけど…ひとりちゃん、私で良ければ友達飛び越して…彼女なってくれん?」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「はええ!?」
飛び上がるほどという驚く、というより本当に飛び上がった

[メイン4] 後藤ひとり  : 「え、え、この陰キャと、友達になってくれるだけじゃなくてその、恋人に…!?」

[メイン4] 犬山あおい : 「うん、かっこいいヒーローさんと恋人、なりたいなって…」
「あかんかった?」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「いえその…」
無意識にあおいの体を上から下まで眺めて

[メイン4] 犬山あおい : 「この身体で身体洗って欲しいん?」と少しニヤニヤしながら言う。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「え、えへへ…それはその…」
け、献身的な彼女にちやほやしてもらいたい…

[メイン4] 犬山あおい : 「無言ってことは…するで♡」と身体にボディソープを塗る。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「えへ…うえ…?」
実際そういうことになりそうになると体が動かず、それを眺めるがまま…

[メイン4] 犬山あおい : 「あくまでもひとりちゃんが私と付き合うなら…やけどね♡」
「お返事聞きたいわ♡」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「あっあっあっ…」
突然のことが重なって頭が混乱しつつも

[メイン4] 後藤ひとり  : 「つ!つきあいましゅ!」
水が低きに流れるように快楽をえらんだ。あと噛んだ

[メイン4] 犬山あおい : 「ふふっ、嬉しいわ~♡」と身体をひとりの身体と密着させる。
お互いの身体がヌルヌルしていく。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「ん…あっ…すごい、きもち…」
あおいの滑らかな肌のと、泡のきめ細かさが体を包み、動いて、何とも言えない初めての感覚に気持ちよさを感じる

[メイン4] 犬山あおい : 「気持ちよくなってくれて嬉しいわ~♡」と背中を洗いながら話す。
好きな人の背中で、乳首を気持ちよくしていることを隠しながら。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「んあ…はあ…すごい、です…自分で洗うのと全然違って…」
柔らかい肌の感触の間に時折グミのような弾力を感じて、これが自分についているものと同じなら…と想像で気持ちよさの中に疼くようなものを感じる

[メイン4] 犬山あおい : 「せやろ~たまに妹にもやってるけど好評なんよ~」
しかし、妹にやるのとは違う。好きな女の子にご奉仕するのがこんなに気持ちいいなんて。
「前も洗ったげる?」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「い、妹さんにも!?(い、インモラル…!)お、お願いします…!」
話に出てきただけの妹に妙な対抗心を燃やして、受け入れるように体を前を開く

[メイン4] 犬山あおい : 「あはは、流石に妹相手には前はやらんよ~」と言いながら互いの乳首を擦りあわせるように洗い始める。
「ひとりちゃんいくで~」

[メイン4] 後藤ひとり  : 「そ、そですか…んっ、あっ、あっ♡」
背中とは違い、前の性感帯を擦り合わせるとなるとさすがに抑えきれず甘い声を出し、自分の大き目な乳房が飲み込まれるように潰される感覚に酔う

[メイン4] 犬山あおい : 「ひとりちゃんもおっぱいおっきいな~学校1のでっかいおっぱいカップルやね私達♡」ひとりの乳首を自分の乳首と擦りあわせる。
大きな乳房が合わさり、つぶれ、気持ちよくなる。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「ん…♡私なんてそんなに…あっ♡やっ♡はぁっ♡」
お互いの乳房が混ぜ合わさるように潰れ、その中で硬さを持った乳首だけがお互いを擦り、弾き、ぐりぐりと押し付け合う…もうろくに言葉を紡げないまま喘がされ続ける

[メイン4] 犬山あおい : 「そんなことないで♡ひとりちゃんのおっぱい柔らか…んっ♡あっ♡」
お互いの乳房が混ざり、硬い乳首がこすれあう。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「よろこんでんんっ♡もらえたら♡んあうっ♡」
擦れあった興奮で尖り切った乳首どうしの刺激に出したことのないような声を上げる

[メイン4] 犬山あおい : 「嬉しいで♡ひとりちゃ♡ん♡お゛っ♡」
乳首がこすれあい、女子の声として出てはいけない声が出る。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「あ、あおいさん♡あ♡んん♡」
我慢しきれずにあおいの腰に手を回して、ぎゅっと抱き寄せ、自分から積極的にお互いの乳房を擦りつけ

[メイン4] 犬山あおい : 「ひとりちゃん♡ひとりちゃん♡おっ゛♡お゛っお゛っ♡」
ひとりが腰に手を回してきたのを見て、自分もひとりの腰に手を回し、抱き寄せる。
固くなった乳首はただただ快楽を求めている。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「あ”♡お”♡一緒に♡一緒にイきましょう♡」
硬い乳首がお互いを押しつぶし合い、お互い潰れた乳房で距離が十分埋まったところで、唇を奪った

[メイン4] 犬山あおい : 「お゛♡お゛っ♡ええよ♡一緒にイこか♡」
乳首がこすれ、乳房が潰れる。愛する彼女に唇を奪われて、そのうれしさからあおいは絶頂した。

[メイン4] 後藤ひとり  : 「~~~~~♡♡♡♡」
お互いの下半身も絡ませて、膝をかみしめる様に股で挟むと、陰核と膣からも快楽が脳を揺らし、白い火花をイメージしながら絶頂に達する

[メイン4] 犬山あおい : 「~~~~~♡♡♡♡♡お゛っ♡」

「はあっ♡はあっ♡ひとりちゃん♡気持ちよかったで♡」快楽に悶えながら話す。

[メイン4] 犬山あおい : 「そろそろ出よか♡」と愛液とボディソープを洗い流しながら

[メイン4] 後藤ひとり  : 「はぁ~…♡はぁ~…♡わ、わたしも、きもちよかったでひゅ…♡」
ぐったりとして大きく呼吸しながら

[メイン4] 後藤ひとり  : 「は、はい…ばれない、かな?と、とりあえず…」
自分の体や浴室をよく流しつつ

[メイン4] 犬山あおい : 「ばれたら謝ろか、一緒にな♡」

[メイン4] 犬山あおい : そう言いながら、浴場を後にするのだった──

[メイン4] 犬山あおい : choice 私服 ジャージ 下着 バスタオル 全裸 (choice 私服 ジャージ 下着 バスタオル 全裸) > ジャージ

[メイン4] 犬山あおい :  

[メイン4] 犬山あおい :  

[メイン4] ヴェール :  

[メイン4] ヴェール : 「ふい~~…ちかれた~」

[メイン4] 結月ゆかり : 「もう週末ですしね」

[メイン4] 結月ゆかり : 「私もちょっと…疲れて」
体を軽く伸ばして

[メイン4] ヴェール : 「だねぇ…ま、休日のんびりしな~」

[メイン4] 結月ゆかり : 「はーい」

[メイン4] ヴェール : 「どうせなら明日も泊まる?ってね」

[メイン4] 結月ゆかり : 背を向けながら服を脱いでいって

[メイン4] 結月ゆかり : 「へっ…?」

[メイン4] 結月ゆかり : 少し硬直して

[メイン4] 結月ゆかり : 「かっ…考えておきます…!」

[メイン4] ヴェール : 「あはは」

[メイン4] 結月ゆかり : 「はっ…早く入っちゃいましょう…!」

[メイン4] 結月ゆかり : 話題流しもかねてそそくさとやや急かして

[メイン4] ヴェール : 「はいはーい」

[メイン4] ヴェール : そのまま風呂場に

[メイン4] ヴェール : 「で、お背中お流ししましょーか?」
ニヤニヤ

[メイン4] 結月ゆかり : 「……」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…お願いします」
割りとすんなり受け止める

[メイン4] 結月ゆかり : 理由は一つ
互いの正面をなるべく見ないで済むから

[メイン4] ヴェール : 「ん…はーいよ」

[メイン4] ヴェール : もこもこと、スポンジを泡立たせる
ひよこ型だ

[メイン4] 結月ゆかり : 「…は、はやく…いややっぱりゆっくりでもいいです」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………」
ちょっとそわそわしてる

[メイン4] ヴェール : そのまま、やさしく片手を添えつつ

[メイン4] ヴェール : 背中にもこもこの泡を滑らせて

[メイン4] 結月ゆかり : 「んっ…」

[メイン4] ヴェール : ゆっくり触れつつ、すりすりとこする

[メイン4] 結月ゆかり : 「……っ、ん…」
普段ならどうと言うこともない感触が
なんだか少しむずりと来る

[メイン4] ヴェール : 「お痒いところはございませんか~♪」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…大丈夫です」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…ふぁう……」
むずりとくる感触がどことなく緊張をくすぐりほぐしていく

[メイン4] 結月ゆかり : …………なんだか、その

[メイン4] 結月ゆかり : ………気持ちいい。

[メイン4] ヴェール : 「腕上げな~」

[メイン4] ヴェール : 軽く持ち上げて、腕の内側も撫でて

[メイン4] 結月ゆかり : 「ふぁい…」
ほんのわずかに夢心地

[メイン4] ヴェール : 「よっと」

[メイン4] ヴェール : いたずら混じりで、腋までスポンジを走らせる

[メイン4] 結月ゆかり : 「……っ!?ふぇあぁぁ……!?」

[メイン4] ヴェール : 「あ、くすぐったかった?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ちょっちょっ…ちょっと先生……!!」

[メイン4] 結月ゆかり : 「こんな時にまでー……!!」

[メイン4] ヴェール : 「やーでも腋もケアしないとね~」

[メイン4] ヴェール : 「…」

[メイン4] ヴェール : 「可愛い声だったなぁ」
ニコニコ笑って

[メイン4] 結月ゆかり : 「うるっさいです逮捕されちゃえ!!」

[メイン4] ヴェール : 「あっはっは」

[メイン4] ヴェール : 「えい」

[メイン4] ヴェール : その調子でうなじなんかも洗い

[メイン4] 結月ゆかり : 「あっあっ…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「もう真面目に洗ってくださいってー…!!」

[メイン4] 結月ゆかり : …まあでも

[メイン4] 結月ゆかり : ………やっぱりなし

[メイン4] ヴェール : 「真面目だよ~ん」

[メイン4] ヴェール : そう言って、ぐいと腹もくすぐるように

[メイン4] 結月ゆかり : くすぐられて気持ちよかったなんて変態だし………

[メイン4] 結月ゆかり : 「ひひゃあ~…!?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「バカバカバカバカバカ!!!」

[メイン4] 結月ゆかり : ただからかわれ玩ばれつつも
身体の方はしっかり丁寧に洗われていて

[メイン4] ヴェール : 「お~~…」

[メイン4] ヴェール : 「肌綺麗だね結月」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………っ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……おだてたって何にも出ませんよ」

[メイン4] 結月ゆかり : 先生の方こそ本当子供みたいな綺麗な肌してるのに

[メイン4] ヴェール : 「ふっふん、ま」

[メイン4] ヴェール : 「出なくてももう色々貰ってるし?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………本当にズルいですいつも」

[メイン4] ヴェール : 「そーいうもの~」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……誰にでもそんな風にして、いつか刺されたって知りませんよーだ」

[メイン4] ヴェール : 「んお?」

[メイン4] ヴェール : 「風呂入ったのは結月しかいないので大丈夫で~す」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…………っっっ」
本っ当………ああ言えばこう言ってー………!!

[メイン4] ヴェール : 「どしたん震えてさ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「うるさいですうるさいです!わかりましたから!」

[メイン4] 結月ゆかり : 「とりあえずこの後お返しで私も先生の背中流しますよ!」

[メイン4] ヴェール : 「お、ありがと~♪」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ふー………」

[メイン4] 結月ゆかり : 周りを見て

[メイン4] 結月ゆかり : …先生が使ってたのは…これかな?

[メイン4] 結月ゆかり : 同じひよこ型のスポンジを手に取り
泡立てて

[メイン4] 結月ゆかり : 「いきますよー」

[メイン4] ヴェール : 「はぁ~い」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……」
仕返しで勢いよく泡をくっつけてやろうかと一瞬思いつつも

[メイン4] 結月ゆかり : 「そー……れっっ」

[メイン4] 結月ゆかり : 丁寧にしたいという気持ちの方がずっと勝って
優しく肌に触れ始める

[メイン4] ヴェール : 「ん~♪」
気持ちよさそうに声を上げて

[メイン4] 結月ゆかり : 「痒かったり痛かったりしたら言ってくださいよー」

[メイン4] ヴェール : 「きもちーよ~」

[メイン4] 結月ゆかり : そうやって身体を洗ってる内に思う

[メイン4] 結月ゆかり : 「それは……よかったです」
純粋に嬉しくかんじて

[メイン4] 結月ゆかり : 知ってたはずだけど先生の肌……本当に綺麗だな……

[メイン4] ヴェール : 「いや~巧いねぇ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……」
集中しはじめて黙々としてくる

[メイン4] ヴェール : 「…結月?」
鏡越しに真面目な顔を見つつ

[メイン4] 結月ゆかり : 身体だって細くて…小さくて

[メイン4] 結月ゆかり : 私よりも一回り以上小さくて
私でも簡単に捕まえて押さえ付けられちゃいそうで

[メイン4] 結月ゆかり : 雑に…扱いたくない。

[メイン4] ヴェール : 「なーんか、顔こわいぞー」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ふぇ…?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「へっ…私、どうかしてました?」

[メイン4] ヴェール : 「凄い真面目な顔してる」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………」
そんなに………???

[メイン4] 結月ゆかり : 「まあ…大丈夫です」

[メイン4] 結月ゆかり : 「しっかり洗いますから」
そのまま続ける

[メイン4] ヴェール : 「はいよ~」

[メイン4] 結月ゆかり : 順を追って丁寧に、入念に

[メイン4] ヴェール : 「…んっ…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…!?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「せっ…先生!?どうかしました!?」
心配の方がずっと勝って

[メイン4] ヴェール : 「え?」

[メイン4] ヴェール : 「あ、なんか声出てた?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「へっ?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「えっと…その」

[メイン4] 結月ゆかり : 「今さっき」
説明しようとさっきの声を思い返すと

[メイン4] ヴェール : 「ありゃ、あはは…まぁいいのよ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……………っっっ!?」
その思い返した声音にちょっと驚いて

[メイン4] ヴェール : 「おん?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「えあ………あう………」
変な意識が入り思考が詰まりだす

[メイン4] 結月ゆかり : 「………っ!!」
浮かび上がってきた煩悩を振り払うように頭を横に振り

[メイン4] 結月ゆかり : 「……こっちも、なんでもないです」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……そろそろ終わります」

[メイン4] ヴェール : 「ん…はーい」

[メイン4] 結月ゆかり : 「あと細かい所済ませて、お風呂入っちゃいましょうか」

[メイン4] ヴェール : 「はいはい、んじゃ流すか~」

[メイン4] ヴェール : シャワー浴び始めつつ

[メイン4] ヴェール : 「しっかし、結月やっぱおっきくなった?」
振り返って

[メイン4] 結月ゆかり : 「…」
また…この話…

[メイン4] 結月ゆかり : 「伸びたように…見えます?」

[メイン4] ヴェール : 「うん」

[メイン4] 結月ゆかり : 何か期待するような目で見て

[メイン4] ヴェール : 「昔っから身長見てんだしね」

[メイン4] 結月ゆかり : 「だったら…私も嬉しいです」

[メイン4] 結月ゆかり : これは背の話だけど

[メイン4] 結月ゆかり : 背以外も、してるのかな?

[メイン4] 結月ゆかり : なんにせよ…なんだか

[メイン4] 結月ゆかり : 「……嬉しい」

[メイン4] ヴェール : 「んお」

[メイン4] 結月ゆかり : あっ

[メイン4] ヴェール : 「…だろーね」

[メイン4] 結月ゆかり : 「えっ?」

[メイン4] ヴェール : 「昔っから結構気にしてなかった?」
けらけら笑って

[メイン4] 結月ゆかり : 「ちょっちょ…今のは聞かなかったことにしてください!!」

[メイン4] 結月ゆかり : 「せっ、せめて秘密で!!」

[メイン4] ヴェール : 「はっはっは、ちゃんと秘密にするよ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ぬうぐう……」
なんか自分から墓穴掘ってばっかなような…

[メイン4] 結月ゆかり : 「……それじゃそろそろ湯船に」

[メイン4] ヴェール : 「そだね~」

[メイン4] ヴェール : ざぱんと、湯船に

[メイン4] ヴェール : 「ふぃい~~」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ふぅー……」

[メイン4] ヴェール : 「…」

[メイン4] ヴェール : のんびりと目を細めつつも

[メイン4] 結月ゆかり : 「…どうかしました?」

[メイン4] ヴェール : 「いや~ね」

[メイン4] ヴェール : 「結月、卒業したらどーする?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「したらってそれは…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「まあ受験で失敗しなければ大学に行ってると思います」

[メイン4] ヴェール : 「ま、そっか」

[メイン4] ヴェール : 「どーいうトコ行く?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「どういう所…って言われると」

[メイン4] 結月ゆかり : ……言われてみると、その返答には割りと詰まって

[メイン4] ヴェール : 「…思いついてない系?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「○○大かなとは考えてますけど…」

[メイン4] 結月ゆかり : 勉強が嫌だというわけじゃない
言った通り一応候補もある
だけど

[メイン4] 結月ゆかり : 行きたい理由って、なんだろう?

[メイン4] ヴェール : 「へぇへぇ」

[メイン4] ヴェール : 「…そこらなら偏差値は問題ないか、科目はどこにする?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「文学部とか心理学部かなと考えてはいますが」

[メイン4] 結月ゆかり : ……これに関してもそうだ

[メイン4] ヴェール : 「ほほん、その心は?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………」

[メイン4] 結月ゆかり : どうして、そこを選んだの?

[メイン4] ヴェール : 「…結月?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「まあ…なんでしょう」

[メイン4] 結月ゆかり : 「私に合ってる気が…したから…?」
自分でも今適当に考えた気がしてならない理由を口にして

[メイン4] 結月ゆかり : 「……………」

[メイン4] ヴェール : 「…」

[メイン4] ヴェール : 「結月はさ」

[メイン4] ヴェール : 「何が好き?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…………っっ」
その問い掛けに
今の話と無関係な事を思い浮かべてしまう

[メイン4] 結月ゆかり : 何が好き……そんな風に聞かれたら私は……

[メイン4] 結月ゆかり : 思い浮かべたもの、それを作り出した思考を振り払う

[メイン4] 結月ゆかり : 今の話題に関係ないと思った、それを。

[メイン4] 結月ゆかり : 「………」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……そういうの」

[メイン4] 結月ゆかり : 「大事なんですかね、やっぱり」

[メイン4] ヴェール : 「そりゃね」

[メイン4] ヴェール : 「…好きじゃない事は続かないよ?」
「綺麗ごと抜きにね」

[メイン4] 結月ゆかり : 「進路の事、ちょっと考え直してきます」

[メイン4] ヴェール : 「ん」

[メイン4] ヴェール : 「考えるってさ、結構うまく行かないよ?」

[メイン4] ヴェール : 「相談とか、ちょーどつき合えるけどな~」

[メイン4] 結月ゆかり : 「進路に関しては別に悩んでるとかじゃないですよ」

[メイン4] ヴェール : 「へぇ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ただちょっと、見つめ直してみた方がいいのかもって今思っただけで」

[メイン4] ヴェール : 「ふうん」

[メイン4] ヴェール : 「…私はねぇ」

[メイン4] ヴェール : 「…ま、幸せになれる方に行ってくれたらいいよ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…はい」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…………」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………………………………」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………先生」

[メイン4] 結月ゆかり : 「その、」

[メイン4] 結月ゆかり : 「私の友達の悩み、相談に乗ってくれます?」

[メイン4] ヴェール : 「いいよ?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ん…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…その、ですね」

[メイン4] ヴェール : 「はいはい」

[メイン4] 結月ゆかり : 「私の友達は、恋愛の悩みを抱えてて」

[メイン4] ヴェール : 「ほほう」

[メイン4] 結月ゆかり : 「なんというかその…ロミオとジュリエットって程じゃないですけど」

[メイン4] 結月ゆかり : 「好きなんだけど、立場とか状況とか色々考えると叶いそうもないなって、そんな悩みを抱えてるみたいで」

[メイン4] ヴェール : 「ははぁ…」

[メイン4] ヴェール : 「成程、年の差とか?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「歳の差もそうですね。ただ一番大きいのは」

[メイン4] 結月ゆかり : 「その子が好きなのはとっても優しくて、しっかりしてて、誠実で」
「その子の事自身もしっかり考えて親身に寄り添ってくれる人だそうで」

[メイン4] ヴェール : 「そりゃいいじゃんね」

[メイン4] 結月ゆかり : 「そういう人だからこそ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「……本当に大事にしてくれるからこそ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「その子のために、それをしっかり一生懸命に考えた結果として」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………その子を絶対に選ばない」

[メイン4] 結月ゆかり : 「そういう選択を取るだろう人らしくて…」

[メイン4] ヴェール : 「ははあ…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「諦めるしかないと思ってるみたいだけど…そう思っていても全然振り切れないらしくて…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「好きな気持ちをずっと抱えたまま、諦められないまま、ずっと悩んでるみたいなんです」

[メイン4] ヴェール : 「そりゃあ…なら」

[メイン4] 結月ゆかり : 「どうしたら、いいんでしょうね。その子は」

[メイン4] ヴェール : 「…やってみるしかなくない?」

[メイン4] ヴェール : 「答えがわかってても」

[メイン4] ヴェール : 「自分の"答え"として手に入れるまでは…」

[メイン4] ヴェール : 「…それは無い物だからね」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…っ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「………先生」

[メイン4] ヴェール : 「ん?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「どんな風になろうとも」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…………どんな結果で終わろうとも」

[メイン4] 結月ゆかり : 「する前後の事はかまいません。ただ…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「その子の行動自体を…行動そのものを…応援してくれますか……?」

[メイン4] ヴェール : 「…私がかい?」

[メイン4] ヴェール : 「そう言う意味なら、そりゃあね」

[メイン4] ヴェール : 「私、先生だよ?」

[メイン4] 結月ゆかり : 「…………」

[メイン4] 結月ゆかり : 込み上げてくる感情をすぐさま察知して

[メイン4] 結月ゆかり : ややうつむきがちになりながら、湯船のお湯をおもむろに顔にひっかけて

[メイン4] 結月ゆかり : 「っ……っっ………」

[メイン4] 結月ゆかり : 浮かんでくるその表情隠すようにして

[メイン4] ヴェール : 「…結月?」

[メイン4] 結月ゆかり : 自分の目元に手をそっと手を置く

[メイン4] 結月ゆかり : 「なっ…なんでもないです」

[メイン4] 結月ゆかり : ごくわずかに嗚咽の混じった声を出して

[メイン4] ヴェール : 「…そ」

[メイン4] 結月ゆかり : 「ありがとう先生…本当に」

[メイン4] 結月ゆかり : 「どうなるかは……わからないけど………っ…」

[メイン4] 結月ゆかり : 「その子もきっと…それを聞いたら………っ」

[メイン4] ヴェール : 「うん」

[メイン4] 結月ゆかり : 「喜んで…くれます…」

[メイン4] 結月ゆかり : 目元の手を退かすと、そこには自然と浮かんだ笑顔があって

[メイン4] 結月ゆかり : 湯船のお湯をひっかけた目元は濡れていた
だけど笑顔は曇ることなく

[メイン4] ヴェール : 「………」

[メイン4] ヴェール : 「ちなみに」

[メイン4] ヴェール : 先に湯舟を上がって

[メイン4] ヴェール : 「私は全力でぶつかって来るくらいの方が好きかな」

[メイン4] ヴェール : そう言って洗面所に戻っていった

[メイン4] 結月ゆかり : 「…………」

[メイン4] 結月ゆかり : …………

[メイン4] 結月ゆかり : ………………もう、

[メイン4] 結月ゆかり : 私は、迷わない。

[メイン4] 結月ゆかり : 躊躇わない。

[メイン4] 結月ゆかり : だって私は

[メイン4] 結月ゆかり : 私は

[メイン4] 結月ゆかり : あなたの事が

[メイン4] 結月ゆかり :

[メイン4] 結月ゆかり :